【新車購入VS中古車購入】元プロが語る!メリットとデメリット

【新車購入VS中古車購入】元プロが語る!メリットとデメリット

「よし、車を買おう!」と思ったときに、真っ先にぶつかるのが「新車購入と中古車購入どっちにするか」という選択肢です。

「人が乗った車は嫌だから、絶対に新車しか買わない」

「新車は高いから、中古車しか乗らない」

と決めている方もたまにいらっしゃいますが、多くの方は車を買う際に財布や家族と相談しながら、新車にするか中古車にするか悩んだ経験があると思います。

以前、ディーラーとして新車を売っていましたが、配属された店舗は新車販売店と中古車販売店が併設されていました。

中古車を買いに来られるお客様ともよく話ましたし、中古車担当の営業スタッフからも色々と違いを教えてもらってました。

永遠のテーマとも言える「新車 vs 中古車」ですが、双方にメリット、デメリットがあります。

元ディーラーとして言えることは「新車の方が良いか、中古車の方が良いかは一概には言えない」ということです。

買う人それぞれの状況や価値観によって答えは変わってきます。

この記事を読んでいただければ「そういう見かたもあったのか」と、皆さんそれぞれの答えを見つけるためのヒントになるはずです。

是非、車購入時の参考にして下さい。

中古車購入のメリット

中古車の購入

価格が安い

まず誰もが一番気になるのが、車の値段ですよね。

車種、グレード、値段が同じ新車と中古車があれば、誰でも新車を買います。

わざわざ中古車を買う人はいないでしょう。

例えば、予算は200万円しかないが、家族人数が多いから少し大きい車が欲しい。

そういった場合でも、4~5年落ちの型でも妥協できるのであれば、新車では到底手の届かないアルファードやヴェルファイアクラスの車種も購入可能です。

型落ちでも気にしないという人は中古車であれば、ワンランク上の車種に乗ることが出来ます。

納車期間が短い

お客様からの注文が入ってから発注、生産を行う新車とは違い、中古車は在庫があるものしか販売していません。

書類の手続きや、保険の切替えなどの処理を含めても1~2週間あれば納車が可能です。

車検のタイミングで乗り換えられる方も多いと思いますが、車検切れの心配などを考えると、納車期間が短いのは有難いです。

車が欲しい!と気持ちが高ぶっているときにすぐ手に入れることができるのは大きなメリットです。

生産が終了した車が買える

生産が終了してしまって、新車ディーラーでは買えない車が欲しい

前の型の方が良かった

といった場合は中古車一択です。

フルモデルチェンジ前に、今の型の見た目が好きだから変わる前に買っておきたい、と駆け込みで購入されるお客さんが結構いました。

見た目の好みの問題などで、古い型の車が手に入るのは中古車の大きなメリットです。

中古車のデメリット

当たりはずれのリスクがある

筆者も過去に3度中古車を購入したことがあります。

そのうちの1台は故障が多くて修理代がかさみ「これなら新車にしておけば良かった」と後悔したことをよく覚えています。

出費を抑えるために中古車にしたのに、これでは本末転倒です。

中古車の場合、なんらかの故障が発生した際に、故障の原因が購入前からなのか、購入後なのか、と言ったトラブルが多いので注意が必要です。

ディーラーの頃はちゃんと講習を受けて、下取り車の査定もしてましたが、正直、素人目で「事故車かどうか」「故障のリスクが高いか」を判断するのはかなり難しいです。

中古車を買う際は、信頼できるお店か、信頼できる営業マンか、よく話を聞いて確認しておきましょう。

残念ながら、厳しいノルマをこなすために、お客さんのことを考えずに、売れればそれでいいと思っている営業マンは結構多いです。

車だけでなく、販売店の良し悪しの判断も非常に重要です。

機能・性能が古い

ここ数年で燃費性能と安全装備はかなり進化しました。

中古車でも比較的新しい型式であれば、安全装備もちゃんとついている車も多いです。

しかし、その分価格は高くなります。

古い型だと価格は低くなりますが、機能や性能も古くなってしまいます。

ガソリン価格も高騰が続いており、今後リッター170円台に突入するとも言われています。

たくさん距離を走る方にとっては、重要なポイントになります。

ガソリンの値上げ

出典:ここ3年のガソリン価格の推移

走行距離(メーター)改ざんに注意

車には今までの走行距離が分かるように、メーターが必ず取り付けられています。

走行距離が増えれば増えるほど、車の価値は下がっていきます。

そこでメーターを改ざん(巻き戻し)して、実際の走行距離よりも少なく見せて高く売る、といった不正を行う悪質な業者が存在します。

そういった噂があるのは以前から知っていましたが、ディーラー時代に知り合った業者の方から、今でも実際に行われていると聞いて驚きました。

今は車検の際に、走行距離を確認し、車検証に記載されるようになりました。

また、何かトラブルがあるとすぐSNSや口コミなどでネット上で悪評が広まるので、改ざんはかなり減ったようです。

しかし、完全になくなったわけではないので、車検証に記載されている距離とメーターの距離がおかしくなっていないか必ず確認しましょう。

新車購入のメリット

新車を購入

自分好みにカスタマイズ出来る

新車であれば、購入時に自分で好きなようにボディカラーや、オプションを選べます。

カスタマイズにも色々あり、納車後でもある程度カスタマイズは可能ですが、メーカーオプションを選べるのは新車購入時だけです。

工場での生産時に組み付ける、後付け不可で、車購入時にしか選べないオプションのこと。

例えば、本革シートやサンルーフなどはメーカーオプションです。

最新の技術の車に乗れる

ディーラー時代、次から次へと搭載される新しい機能を覚えるのに苦労しました。

特に燃費性能と自動ブレーキなどの安全装備はどんどん進化しています。

電気自動車やプラグインハイブリッド車もポツポツ売れるようになってきました。

最新の機能、最先端の技術が搭載された車にいち早く乗れるのは新車ならではです。

中古車店に出回るのは、それなりの期間が経過してからになります。

リセールバリュー(売るときの値段)が高い

当然、中古車と比べて新車の方が状態が良くて、走行距離も少ない。

そして、何より型が新しいので、売るときに高く売れます。

「ずっと乗り続ける」というのでなければ手放すときのこともちゃんと考えておきましょう。

保証がしっかりしていて安心

新車の場合、期間で3年間、距離も6万キロ程度までの保証が購入時についています。

また、どこのディーラーさんでも延長保証があり、比較的安い価格で保証期間、保証対象距離を延ばすことが可能です。

新車なので故障のリスクも低く、よほどのことがない限り、購入後数年間は安心して乗ることが出来ます。

新車のデメリット

購入時の費用が高い

新車購入の一番のネックは購入時の費用が高いことでしょう。

車両本体の価格に加え、カーナビなどのオプションや税金、諸費用を含むと恐らく殆どの方が「思っていたより高い」と感じるでしょう。

さらに任意保険や駐車場代、車は維持費もそれなりに必要です。

購入時の出費をおさえるために中古車を検討するのは当然のことだと思います。

納車までの期間が長い

たまに展示車やキャンセル車など、在庫がある場合がありますが、基本的には注文をもらってから、発注、生産という流れになるので、どうしても納車までの期間が長くなってしまいます

人気のある車種だと半年~1年待たされることもあります。

車種やボディーカラーで散々迷って購入を決意したのに、それだけ待たされれば、気が変わっていたり、気持ちが萎えてしまっている可能性もあります。

また、場合によっては納車される前に、前の車の車検が切れてしまう、という人もいるでしょう。

まとめ

新車購入と中古車購入、それぞれのメリット、デメリットをみてきましたが、いかがだったでしょうか?

車を購入する際に迷ったら「これだけは譲れない点」「ここは妥協できる点」を自分なりに整理してみて下さい。

  • 型落ちでもいいので、少しでも安い方が良い
  • 今すぐ車が必要
  • それほど車に乗る機会がない
  • 車はただの移動手段だと思う
  • 新しいものにはこだわらない

これらに当てはまる場合は、信頼できる中古車店で中古車を買うことをおすすめします。

反対に上記のチェックリストが全てNOの人は新車の方が良いでしょう。

車は安い買い物ではありません。

しっかり吟味して、後悔のない車選びをしましょう!

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